【財務基礎知識】損益計算書って何?

当ページのリンクには広告が含まれています。
person using black computer keyboard

こんにちは、ふじみやです。

以前、貸借対照表についてご説明をしましたが、今回は企業のある期間における事業活動の結果を示す資料である損益計算書(Income Statement、Profit & Loss Statement、P/L)についてご説明をします。

目次

損益計算書とは

損益計算書はある期間における企業の事業活動の結果を示す計算書類で、上場企業であれば貸借対照表や株主資本等異動計算書類とともに四半期毎に開示が必要なものであり、各社のホームページ(IR情報)やEDINETにて閲覧が可能です。

尊敬計算書のフォーマット

損益計算書は上表のような表示となっていますので、それぞれの意味についてご説明をします。

売上総利益

粗利益ともいい、企業がある期間中に販売した商品やサービスの金額の合計である売上高から、販売用商品の仕入金額や製品を製造するのに必要としたコスト(製造に要した人件費や光熱費、機械の費用等を含む。)を差し引いたもので、次の計算式で次の計算式で求めることができます。

売上原価 = 期首在庫残高 + 期中在庫仕入額 ー 期末在庫残高

営業利益

営業利益は売上総利益から販売費及び一般管理費(販管費)を差し引いた金額で、企業が本業で稼いだ利益を意味します。

販売費

商品を販売するために要した費用のことであり、販売員の人件費のほか広告宣伝費や旅費交通費、交際費などをさします。

一般管理費

企業の管理に関する費用を意味します。例えば、管理部門(総務や経理など)の人件費や水道・光熱費、自社ビルの減価償却費、地代・家賃などの商品の販売とは直接関係しない費用があげられます。

経常利益

経常利益とは、営業利益に営業外収益を加え、営業外費用を差し引いたものです。企業が通常の活動を行っている中で得ている利益を意味します。

営業外収益

企業の本業以外の活動により得た経常的な収益を意味し、代表的なものとしては以下の通りです。

  • 受取利息・・・銀行預金等から得た利息の金額
  • 受取配当金・・・出資先から得た配当金の金額
  • 為替差益・・・為替レートの変動により生じた利益の額

営業外費用

営業外収益とは逆に、本業以外の活動により生じる経常的な費用を意味します。代表的なものとしては以下があげられます。

  • 支払利息・・・銀行等からの借入により支払う利息の金額
  • 支払手数料・・・銀行の振込手数料や弁護士等の専門家費用の支払額
  • 為替差損・・・為替レートの変動により生じた損失の額

当期純利益

経常利益から一過性の収益である特別利益や同じく一過性の費用である特別損失を考慮し、さらに法人税等を差し引いたものが当期純利益です。

損益計算書の使い方

損益計算書も貸借対照表と同じように単年度のみを見てもあまり意味はなく、前年同期など過去からのトレンドをみたり同業他社と比べたりしり必要があります。

損益計算書を分析する方法として、経常利益率といった経営指標を見る方法がありますが長くなってしまいましたので、また別の記事にてご説明をしたいと思います。

それではまた。

person using black computer keyboard

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

コメント

コメントする

目次